そんな方は多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです。
オリーブオイルはオレイン酸を含んでいて、酸化しにくいといわれます。
すぐに使いきれない方にもぴったりのオイルですね。
ところが、どんなに酸化しにくいといっても、保存方法を間違えると酸化が進んでしまいます。
酸化してしまったオリーブオイルは、味も栄養も落ち、体にもよくないです。
実際、あるファミレスで日光の射す窓の近くに置いてあったオリーブオイルをパンにかけたところ、とても食べられるものではありませんでした。
味とか風味以前に、刺激物と化していました。
もう二度と口にしたくないです。
こんなひどい思いをしないためにも、酸化について学んでおきたいですよね。
酸化の原因は?
- 光(紫外線)
- 高温
- 空気
- 低温と高温の繰り返し
この4つがそれぞれ酸化を進めていきます。
ひとつずつ見ていきましょう。
光(紫外線)
オリーブオイルは紫外線で劣化します。
色付きのビンに入っているのは、遮光するためです。
透明の入れ物に入っている場合は、カバーする必要があります。
高温
30℃以上の高温に長時間さらされても劣化が進みます。
このため、夏場は特に気を付ける必要があります。
空気
見た目のいい容器に入れ替えるのも、あまりおすすめできません。
おしゃれだとは思うのですが、空気と触れる回数が増えることで酸化が進みます。
低温と高温の繰り返し
オリーブオイルは5度以下になると結晶が出てきます。
これ自体は何の問題もなく、温度が上がれば解けます。
ただ、これを繰り返すことで、味や香りがなくなってしまいます。
オリーブオイルの保存場所
酸化の原因を避けて、オリーブオイルを保存するにはどこがいいのでしょうか。
一言でいうなら「冷暗所」です。
普段から光が入らなくて、温度も15℃から20℃で保たれていることがベストです。
食器棚の中や、床下収納、パントリーのような場所ですね。
逆にコンロの下や、シンクの下は高温になることがあるので避けた方がいいです。
シンクの下は意外と思われるかもしれませんが、お湯を流したときに温度が上がってしまいます。
冷蔵庫に入れるのも、低温と高温の繰り返しになって、風味を飛ばすことになります。
しまうときに注意した方がいいこと
実は注ぎ口にオイルが残っていると、雑菌が繁殖することがあるんです。「ばい菌だらけ!!」なんてことになったら、たまりませんよね。
注ぎ口はきちんと拭いておきましょう。
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