丸っこくてかわいいサザナミインコ、飼ってみたいけど、実際どんな感じなのかわからない!
ネットではいいことばかり書いてあるけど、本当なの?
そんな方のために、飼ってみてから感じたことなどをまとめました。
完全にうちの子基準なので、個体差があることをご承知くださいね。
一般的な飼い方は前記事をご覧ください。
【ずんぐりむっくり】サザナミインコの飼い方
声がとても大きい
「サザナミインコは声が小さいため集合住宅でも飼える」とあるネット記事で読んだのですが、集合住宅で飼うのは難しいんじゃないかな、というのが私の感想です。確かに、リラックスしているときやご飯を食べているときなどは静かです。
しかし、呼び鳴きが始まるとそうはいきません。
とにかく大きな声で叫びまくります。
うちはオスとメスのペアですが、メスが視界に入っていないだけでオスが大騒ぎをし始めます。
それにメスも応えて呼び鳴きのコーラスが起きることもあります。
また、なぜか電化製品の「ピピッ」という音にも反応します。
元手乗りでも大人はなつきにくい
うちの子たちは2羽とも「元手乗り」です。手乗りヒナとして売られていたけど売れ残って大人になっちゃった子たちです。
おそらく、ヒナを卒業してからは手に乗せてもらったりはしていないと思うので、飼い始めてもすぐには手に乗ってくれません。
ゆっくり時間をかければ多少は慣れてきますが、ヒナから育てた子ほどはなついてくれません。
うちがペアで飼ったのもなつかない原因の一つかなとは思いますが、オスのほうが全くなつかなくて、かごから出してもすぐどこかへ飛んで行ってしまいます。
ただ、知り合いくらいには思ってくれてるみたいで、かごに戻すときにわしづかみしても抵抗しなくなりました。(手に乗らないので捕まえてます)
メスの方はすんなり手に乗ってくれるので、もともとなつきやすい子だったのか、オスの方が神経質すぎるのかはわかりませんが、大人のサザナミインコがなつくかはその子の性格次第になってきます。
攻撃力は高い
めったに攻撃してこないサザナミインコですが、攻撃力が弱いということではありません。一度爪を切ろうとしたときに、思いっきり噛みつかれて、指に穴が開くんじゃないかというくらい痛かったです。
羽や爪を切る時には攻撃されないよう、タオルで軽く巻いて、見えないようにした方がいいです。
足の力も強い
私の中で、インコが手に乗るときは、ふわっと指をつかむイメージでした。ところが、サザナミインコはガシッとつかんできます。
そこがかわいいところでもありますが、最初はびっくりしました。
うらやましいくらいペアの仲がいい
オスがメスに羽繕いをしてあげている写真です。
人間そっちのけで、常にイチャイチャしています。
卵を産んだ後もイチャイチャしていたので、卵は全滅でした。
とても仲がよくて、見ていてほほえましいのですが、卵を連続で生みすぎてメスの方が栄養失調で死にかける事態になったので別居させました。
かごは別でも、いつもできる限り近くにいようとがんばっています。
放鳥(部屋に放す)時は必ず寄り添っていて、本当に仲良しでうらやましいです。
飛ぶのが上手くない
部屋の中を飛び回るサザナミインコですが、着地が下手です。窓のフチに行きたいときは窓に激突してみたりしますし、着地というよりは落下地点を定めているような感じです。
しかも、部屋を数周旋回すると、息切れします。
日本の野外では絶対に生きていけないと思うので、放鳥時は窓の開け閉めにご注意ください。
フンの量がすごい
フンは、すごいです。一言でいうと、「ヤバい」です。
私は先にアキクサインコを飼っていたので、アキクサインコのサイズが基準になっています。
アキクサインコのフンはとてもかわいらしいサイズ。
例え肩にされても、「あー、やられちゃったかー」ですみます。
サザナミインコが肩でフンをした場合、「あーーーー!!!」もしくは「ギャーーーー!!!」としか言えません。
でかい、水分が多い、服に色がつく。
大惨事です。
サザナミインコをかごから出すときは、汚れてもいい服で、ティッシュをいつでも出せるようにしておきましょう。
ただ、回数は多くないので、1回出したらしばらくは大丈夫です。
いいところも悪いところもあるサザナミインコですが、かわいいことは間違いありません。
これから飼おうとお考えの方の助けになれば幸いです。
始めましてサザナミインコを考えていたら、このページにたどり着きました。大変生態のことで勉強になりました、ありがとうございました。他のところとは違いとても参考になり、今後の対策にできそうです。写真のインコ可愛いですね。
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削除お返事遅くなりました。
コメントありがとうございます(^ ^)
サザナミインコは声が本当に大きいので、対策に役立てられたのなら嬉しいです。
2羽とも本当に可愛いですよ(๑˃̵ᴗ˂̵)