2017年6月8日木曜日

【ピンク色のかわいい小鳥】アキクサインコの飼い方


アキクサインコ

ピンク色のきれいな羽根を持つアキクサインコ。
その愛らしい姿を見て、一目惚れしてしまった方もいるのではないでしょうか。
アキクサインコのお迎えを考えている方のために、性格や飼い方をまとめました。

実際に飼って感じたことについてはこちら→飼ってわかった、アキクサインコのこと

アキクサインコの基本データ

体長・21~23cm
体重・オス45~50g メス約40g
寿命・8~15年

オーストラリアにすむ固有種です。
野生では2~30羽ほどの群れで暮らしています。
気温の高い昼間は休み、夕方や朝方に行動します。

オスとメスの見分け方はあまりはっきりしていません。
カラーによっては全然わからないこともあるので、どうしても確認したい場合はDNA検査をしてみましょう。


カラー

ノーマル・ほとんどグレーです。お腹にピンクとブルーが入ります。
ローズ・鮮やかなピンク色の体に、風切り羽の黒が映えます。
ファロー・全体的に薄い色で、あまり見かけません。
ルチノー・頭から肩までと。お腹がピンク。背中は黄色です。
ルビノー・胴体はピンク。翼に黄色が入ります。

色の出かたには個体差があり、同じカラーでも濃さが違うこともあります。
ローズは、顔がノーマルに近くてひげのようになっている子もいれば、白っぽい子もいます。
ルチノーとルビノーはよく似ていますが、後ろから見ると違いがわかります。
背中が黄色ければルチノー、ピンクならルビノーです。

アキクサインコ ルチノーの背中
ルチノーの背中

性格

  • 穏やかで、飼い主に従順
  • 攻撃性や破壊行動が少ないため、インコの中でも飼いやすい
  • 飼い主とまったりするのが大好き
  • 声が小さく、かわいい
  • 体を触られるのは苦手
  • 臆病

こちらが一般的に言われている、アキクサインコの性格です。
個体差があるので、あくまで傾向として見て下さい。
「声が小さく、集合住宅でも飼える」と言われますが、我が家のアキクサインコは非常に声が大きいです。


飼い方

ケージは普通の鳥かごで十分です。
1日数時間ほど部屋に放してあげれば、飛んだり走ったりして自分で運動します。
地面を歩くことも多いので、鳥かごの下の網は外しておきましょう。
止まり木の位置はできるだけ鳥かごの中央にくるようにしてあげた方が良いです。
尾羽が金網に当たるとボロボロになってしまいます。

アキクサインコ ボロボロになってしまった尾羽
ボロボロになってしまった尾羽

フードは中型インコ用のシード、もしくはペレットを与えましょう。
ペレットのほうが栄養をまんべんなくとれますが、売っていないショップもあります。
シードは好き嫌いもあるので、あまり脂肪分が多くならないようにしてあげます。
関連記事:インコのエサ、シードとペレットって何が違うの?

温度管理はあまり神経質にならなくても大丈夫です。


アキクサインコに向いている人

  • かまいすぎない人
  • ベタベタな関係を求めない人
  • おしゃべりしないインコを求めている人
  • 15年一緒にいられる人

アキクサインコは子供より、大人向きのインコです。
他のインコが好きなカキカキや、ニギコロはできないと思った方がいいでしょう。
おしゃべりもできません。

部屋で自由に走らせたり、肩や腕に乗せて声をかけたりしてあげるくらいがちょうどいいです。
寿命も長いので、最後までお世話できるか、よく考えてからお迎えしたいですね。

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